板橋区社会福祉協議会主催「第14回食品配付会」に寄贈を行いました

2024年7月某日、6月に当法人発起人のご友人よりご寄贈いただきました日用品(関連記事/2024年6月7日配信)を板橋区社会福祉協議会のご担当者様へお届けしました。


その後、8月3日に開催された板橋区社会福祉協議会主催の第14回食品配付会にて、ひとり親世帯・多子世帯・高齢世帯・児童養護施設の卒園者等、合わせて100世帯の皆さんにパーカー以外の日用品をお渡しいただいたとのことです。
※パーカーは季節に合わせ、秋の開催時に配付してくださる予定とのことです。

板橋区食品配付会とは…
子育て支援団体・企業・民生児童委員・NPO・行政機関・社会福祉協議会・ボランティアセンター等が一体となって進める「食」からつながる応援プロジェクト。
食の支援が必要な世帯(ひとり親家庭、子育て家庭、児童養護施設卒園者、困窮世帯等)に食品等をお配りする会で、地域の企業や団体・子ども食堂・福祉関係者・企業・行政などが協力し、社会的孤立を防止することを目的としている。

今回も、板橋区社会福祉協議会のご担当者様から、参加された方が書いてくださったメッセージの写真を送っていただきました。
会場でも、たくさんのお喜びと感謝のお言葉をいただいたとのご報告を受けております。

また、ご丁寧に御礼状を頂戴いたしました。

夏休みなど学校が長期休みに入ると、給食がなくなり、自宅にいる時間も増えるため、いつも以上に家計の負担が増えることになります。
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンが実施したアンケートによると、次にような調査結果が出ているそうです。

調査対象者に「学校給食のある期間中における、子どもの1日の標準的な食事回数(学校給食を含む)」を尋ねたところ、「2回以下」と回答した人の割合(「1回」「2回」の選択率計)は12.7%でした。これに対し、「学校給食のない長期休み期間中における、子どもの1日の標準的な食事回数」ではその割合が3倍以上増え、42.9%が「2回以下」と回答しました。なお、「1回」と回答した人の割合に着目すると、学校給食のある期間と比較し、長期休み期間にはその割合が17倍以上にも増加することが明らかになりました。」

特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン プレスリリース/2024年6月25日 14時53分配信より

子育て世帯のひとり親の方は、子どもたちの為に普段から一生懸命働いているにも関わらず、貧困率が高く、子どもたちに食べさせるために自分の食事を減らしたり、少しでもお腹いっぱいになるようにとお米をおかゆにしてかさ増ししたりといった工夫をしながら、歯を食いしばって生活しているご家庭が多くあります。
当法人では、そんな子育て世帯のシングルマザーの就業支援も行っておりますが、少しでも多くのご家庭が笑顔で過ごせるようにもっと力を入れ、明るい未来を描ける環境を整えていかなければと改めて痛感いたしました。
今回の食品配付会でお配りした食品等で、少しでも子どもたちのお腹を満たし、親御さんの心の負担が軽くなることを切に願っております。

この度ご寄贈いただきました当法人発起人のご友人の方、本当にありがとうございました。
今後もみなさまからいただいたご支援に感謝し、笑顔の輪を広げるための活動を続けてまいりますので、『子どもの未来を応援するプロジェクト』の活動を応援していただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

前の記事へ 次の記事へ