板橋フレンドセンター⑨

《子どもの未来を応援するプロジェクト》

2023年5月31日
板橋フレンドセンターへ昼食の支援に行ってきました。

【スケジュール】
 ☆昼食会
  《メニュー》
   かけるナポリタン 
   レタスサラダ(胡麻ドレッシング)


 ☆第4回子どものための防犯教室
   株式会社 誠・シークレット・サービス・コンサルティング
    講師:成松 英樹様

【参加人数】
  生徒さん:23名
  センター職員:18名
  合計41名

【ご協力いただいた方々】
  中板橋スーパーマーケットよしや様より:
   乾燥パスタ(400g)13袋、ウインナー(435g)3袋、玉ねぎ(3個入り)6袋、レタス 6玉、
   マッシュルーム(100g)3個、乾燥パセリ 4袋、サラダ油(400g)1本

  中板橋商店街サンエー様より:
   ナポリタンソース 50人前、パルメザンチーズ 6本、生クリーム 4個、生パセリ 1袋、
   オリーブオイル 2本、胡麻ドレッシング 1本

  ボランティア:5名+当法人から2名参加

今回の板橋フレンドセンター昼食会のメニューは、和えるのではなく、かけるタイプのナポリタンにしました!
前日より、中板橋サンエー様とパスタソースの準備を行いました。
じっくり煮込み、仕上げに生クリームをかけて提供することでコクがあり、まろやかな味わいのソースになるそうです。
お疲れのところ、お店の営業終了後に作っていただき、また、ソースの食材などもご提供してくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

野菜や乾燥パスタなどは、前回に引き続き、中板橋スーパーマーケットよしや様よりご寄贈いただきました。
いつもたくさんの食材をご寄贈いただき、本当にありがとうございます!

当日は、フレンドセンターの調理室にてカットした具材を炒め、前日に作っていただいたソースと合わせていきました。
ランチルームではなく、個室での食事をご希望の生徒さんと職員の方用に、まずはお弁当を用意しました。
当日もお手伝いに来てくださったサンエー様より、盛り付けをご指導いただき、赤いソースに緑のパセリが映える、見た目も美味しそうなナポリタンになりました。


昼食会の時間になると、午前の学習を終えた生徒さんたちがランチルームに集まってきました。
いつものように1列に並んでもらい、お腹を空かせた生徒さんにお食事をお渡ししていきました。


全員が席に着いたところで、職員の方からランチ会開始のごあいさつがありました。
昼食会のメニューは、毎回事前にお知らせしているのですが、一般的に想像するナポリタンの見た目ではなかったので、生徒さんから「これはミートソースですか?」という質問がありました。
「これはかけるタイプのナポリタンで、ソースを一口ずつ絡めて食べてくださいね。」と説明させていただきました。

みんな食べるのが早く、数分でおかわり希望の生徒さんがお皿を持ってやってきました。
中には、「パスタだけください!」という生徒さんがいて、「薄い塩味しかついてないパスタをそのまま食べるのかな?」と不思議に思っていると、粉チーズをたくさんかけて自分流にアレンジしていました。
後日調べてみたところ、「粉チーズだけのパスタ」というレシピが実際に存在しました!
子どもは柔軟な発想力を持っており、大人が思いつかないようなアレンジがぱっと浮かぶのだなと思いました。
それと同時に、私たちは固定観念に縛られているということをつくづく実感しました・・・(~_~;)

昼食会のあとは、株式会社 誠・シークレット・サービス・コンサルティング様による「子どものための防犯教室」を開催していただきました。
こちらは今回で4回目となり、子どもたちは元警察官や元自衛官の方から直接お話を聞けるということで、毎回楽しみにしてくれているそうです。
今回は、成松様に講師をしていただき、「逃げるということ」をテーマにお話ししていただきました。

まず、身を守るためにはどうしたら良いか。
これは国によって違いがあり、
イギリスでは、「Run(逃げる)、Hide(隠れる)、Tell(知らせる)」
アメリカでは、「Run(逃げる)、Hide(隠れる)、Fight(戦る)」と教えられるそうです。
日本では、海外旅行でテロ事件に巻き込まれた時の対処法として外務省が出しているパンフレットによると、「伏せる、逃げる、隠れる」と書かれているそうです。
海外では、何か大きな音がしたときは、「銃の音かもしれない」ととっさに身を守る行動に移さなければならないため、そのように書かれているそうです。
また、遊びの「ケイドロ」を例に、逃げ足が速い人とはどういう人かを子どもたちと一緒に考える時間が設けられました。
逃げ足が速い人とは、「判断能力が高い人」で、そのような人は他の人より早く逃げ始めることができます。
そのため、泥棒役になってもなかなか捕まらずにいられるとのことでした。
逆に、近づいてきたことに気が付かない、隠れていることを気付いていないと思ったなど、油断していると捕まってしまうので、常に相手を観察し、すぐに行動に移せるようにしておくことが大事と教えていただきました。

マスクの着用が個人の判断となり、開始以来ずっと黙食だったランチ会でもおしゃべりが解禁となりました。
みんな、お友達と楽しく会話をしながら、残さずたくさん食べてくれました。

今回も、食材をご提供くださいました皆さま、お忙しい中、調理や片付けを手伝ってくださったボランティアの皆さま、本当にありがとうございました!
皆さまのご寄付・ご協力が、子どもたちの笑顔に繋がっています(*^▽^*)

次回の開催は6月28日(水)となります。
今後とも、「子どもの未来を応援するプロジェクト」にご支援、ご協力をよろしくお願い致します。

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