お米をご寄贈いただきました!~2024年9月~
6月・7月に続き、新宿区社会福祉協議会様を通じて、株式会社Mマート(以下、Mマート)様よりお米10kgをご寄贈いただきました。
Mマート様は、創業24年の業務用食材卸売を中心としたサイトを運営されている会社様で、本年6月よりお米をご寄贈いただいております。
今回、Mマート様に企業名公表のご承諾をいただき、ご寄贈に至った経緯や思いについて伺うことができたので、ここでご紹介させていただきます。
Mマート様の代表取締役社長 村橋 孝嶺(むらはし こうれい)様は「戦中戦後には食べるものがなく、ひもじい思いをした」という経験をされたそうで、会社全体としても「子どもの育成が大事」という考えをお持ちでいらっしゃいます。
村橋社長の奥様は地域の子ども食堂と関わりがあるそうで、そこでの活動状況を聞く中で、今でも食に困っている子どもがいるという現状に触れ、「子どもにひもじい思いはさせたくない!」という強い思いを持たれたそうです。
そこで、Mマート様の業務で扱っている食材の中でも子どもの成長期に必要な栄養素がたくさん入っている「お米」を選定され、新宿区社会福祉協議会様に寄贈したい旨のご連絡をされました。
そこから当法人に繋いでいただき、ご寄贈いただけることとなりました。
当法人でも子どもにお米を食べさせるメリットに着目し、曙橋「BISTRO Carrot」子ども食堂では毎回お米を使ったメニューを提供しています。
食のグローバル化が進んだ現代、若者の和食離れが進んでいると言われていますが、日本人の伝統的な食文化である和食は2013年12月4日にユネスコ無形文化遺産に登録され、栄養バランスが良い食事として世界から注目されています。
また、食育を通して子どもたちにお米を中心とした和食の美味しさを伝えていくことは、食文化や環境の保持・保全にも関わり、日本の文化を次世代に継承していくことにも繋がります。
今後も皆様のお力添えのもと、私たちが暮らしているこの国の人々がいつの時代になっても皆健康で、明るい未来になるように尽力していきたいと思っています。
お米を提供してくださったMマート様、この度は本当にありがとうございました。
Mマート様の思いが子どもたちに伝わるよう、大切に使わせていただきます。